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主 催 : Cloud Programming World Cup実行委員会
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 Cloud Programming World Cup 2019 受賞結果発表
Cloud Programming World Cup 第7回 学生クラウドプログラミングワールドカップ(主催:CPWC実行委員会)のエントリー総数は22チームとなり、20チームが予選を通過、7チームがノミネート。2019年11月14日、品川インターシティホールに於いて、最終公開審査を経てワールドカップ賞及び4つの審査員特別賞が決定いたしました。

  ワールドカップ賞
  エントリーNo.
33
 作品タイトル : Emotional Voice Support
 チーム名   : M's Lab  所属 : 椙山女学園大学(日本)

データ概要

ドライバーの認知行動をサポートする本UC-win/Roadプラグインは、ドライバーの視線追跡情報を使用して「周りを見ましょう」などの適切な音声アナウンスを生成する。また、合成音声は怒り、喜び、悲しみなどの感情パターンを表現でき、感情はドライバーの状況(例えば緊急回避)に応じて選択される。交通事故を減らすことを目的とした作品となっている。

Our team plans to develop a plugin of UC-win/road that supports a driver's cognitive behavior. Our plugin produces suitable synthetic speech by using the driver's gaze tracking information. For example, if a driver does not look both ways, the plugin alerts him by using synthetic speech "Look around". Moreover, the synthetic speech can express some emotion patterns such as anger, joy, sadness, and so on. The selection of emotions depends on driver's situation, e.g., emergency avoidance. We think our plugin can decrease the number of traffic accidents.

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審査員特別賞
Environmental Design and IT Award

福田 知弘 氏
(審査委員長、大阪大学大学院 工学研究科 准教授)
  エントリーNo.
29
 作品タイトル : Urban trunk road and functional area planning based on big data analysis
 チーム名   : MAGIC  所属 : 上海大学(中国)
データ概要

本作品は2つのモジュールで構成されている。ひとつめのモジュールは、一定期間内の特定の都市でのソーシャルメディアアプリケーションのチェックインデータを分析し、時空間分析によって都市の機能領域を説明するものである。もうひとつのモジュールでは、学校、住宅コミュニティ、ショッピング、その他機能がモデルシミュレーションによって示されている。都市の全体的なレイアウトをより合理的かつ便利にするために機能エリアと都市幹線道路を計画でき、これらの設計を参照することで都市設計をより便利で説得力のあるものにすることができる。

This design consists of two modules. The first module analyzes the check in data of a social media application at a certain city in the fixed period of time. According to spatiotemporal analysis of data, we show description of urban functional areas. In the second module, the school, residential community, shopping and other functional areas are showing by model simulation. We can plan the functional areas and the urban trunk roads to make the overall layout of the city more reasonable and convenient. Through the above design, urban planning can refer to it to make urban design more convenient and persuasive.
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審査員特別賞
Best Optimization Award

佐藤 誠氏(東京工業大学 名誉教授)
  エントリーNo.
26
 作品タイトル : Emergency Vehicle Plugin
 チーム名   : Brochet  所属 : 北京建築大学(中国)

データ概要

自動操縦のテクノロジーとモノのインターネット機能を使って、緊急車両の交通の効率を改善するための作品。EVPによって前方の民間車両に回避コマンドメッセージをリアルタイムで送信して、他車両のドライバーが道を譲ることが出来るようにしている。また、ドライバーが迅速に対応しなかった場合は、自動的に車線を変更するよう指示することも可能となっている。これにより、緊急車両をできるだけ早く走行させるというこのプラグインの主な目標を達成している。

In order to improve the traffic efficiency of emergency vehicles, with the help of the technology of autopilot and Internet of Things function, EVP can send avoidance command messages to other civilian cars front in real time, and help other drivers make ways in time. Or even make other vehicles automatically direct the lane-changing tasks if their drivers fail to respond quickly. Thereby realizing the main goal of the plugin - let the emergency vehicle pass through as soon as possible.

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審査員特別賞
Creative Solution Award

楢原 太郎 氏
(ニュージャージー工科大学建築デザイン学部 准教授)
  エントリーNo.
21
 作品タイトル : Tidal Lane Simulation
 チーム名   : NULL  所属 : 上海大学(中国)

データ概要

「潮現象」により、毎朝都市に入る車の流れは大きく、逆向きの流れは小さくなる。一方、夜間は都市を出る交通流が大きくなり、渋滞を悪化させる。本作品では、この状況を省みて、交通流を変えるために可変式の車線を運用している。つまり、午前中は都市に流入する方向の車線を増やし、夜のピーク時には都市部へ向かう車線を減らして都市部から出る車の車線を増やしている。

Because of the "tidal phenomenon" of traffic, the traffic flow in the direction of entering the city is large and the reverse flow is small every morning, while the traffic flow in the direction of leaving the city is large at night, which aggravates the congestion phenomenon. In view of this situation, traffic organization is carried out in the way of variable lane in the transformation of traffic diversion, that is, increasing the number of lanes in the direction of entering the city, reducing the number of lanes in the direction of leaving the city, increasing the number of lanes in the direction of leaving the city in the late peak, and reducing the number of lanes in the direction of entering the city in the way of increasing the number of lanes in the direction of leaving the city in the late peak.

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審査員特別賞
Future transport design Award

ペンクレアシュ・ヨアン 氏
(フォーラムエイトVR開発テクニカル・マネージャ)
  エントリーNo.
39
 作品タイトル : Implementation of digital twin for vehicle and its surroundings
 チーム名   : KaAI  所属 : 国民大学校(韓国)

データ概要

この世界のデジタルレプリカとしてデジタルツインを構築している。パノラマカメラとLidarセンサーを融合することで車両の周囲の情報を取得し、融合したセンサーからの同期画像を使用したYOLOをトレーニングデータとして使用して他の車や物を検出している。さらに、ドライバーの意図を目で把握することが可能となっており、その情報を備えたデジタルの世界では、CANバスネットワークから車両のステータスを取得し、現実の世界を見ることができる。

We constructed the digital twin which is a digital replica of a living world.
We got information about the surroundings of the vehicle by fusing panoramic camera and Lidar sensor.To detect other cars and things, we used YOLO with synchronized Images from fused sensors as training data.Additionally, we can apprehend driver's intention through his/her eyes.In the digital world with that information, we get our vehicle's status from CAN bus network and we can monitor the real world.

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ノミネート賞
  エントリーNo.
9
 作品タイトル : Augmented Recreation ~Interest of Travelling~
 チーム名   : IoALL  所属 : 北京航空航天大学(中国)

データ概要

自動運転車が街中を走行すると自転車に出くわすことがあるだろうが、自転車の軌道は自動車と違って予測しづらい。本作品の主な目的は、都市環境下での横方向の干渉を考慮した自動運転ストラテジーを開発し、自動運転車両が自転車からの横方向からの干渉を受けても人間のように運転できるよう、元の自動運転アルゴリズムを変更することである。

When a self-driving vehicle is driving under urban conditions, cyclists may appear around the vehicle. The trajectory of cyclists is different from that of vehicles traveling on the road, which is more difficult to predict. The main purpose of this work is to develop an automatic driving strategy considering the lateral interference under urban conditions, and modify the original automatic driving algorithm of the driving vehicle so that the automated vehicle can drive anthropomorphically under the lateral interference of cyclists.


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ノミネート賞
  エントリーNo.
28
 作品タイトル : Development and Testing of Enhanced ADAS Based on CVIS
 チーム名   : ITSer  所属 : 武漢理工大学(中国)

データ概要

UC-win/Roadでシミュレーションシステムを開発して、CVIS (Cooperative Vehicle Infrastructure System)に基づいて強化された安全事前警告アルゴリズムを実装し、それをシミュレータの動作テストによって検証することを目的としている。本作品ではまず、UC-win/Roadとコックピットを使用して基本的なドライビングシミュレータを構築し、交差点シナリオを作成している。次に、UC-win/Road SDKを用いて交差点シナリオでのホスト車両(HV)のリアルタイム情報と、交差点でのターゲット(車両または歩行者)の情報を取得することで、交差点での衝突リスクを特定することが可能である。また、オンボードHMI (Human-Machine Interface)のハードウェアは事前警告情報プロンプト用に開発されており、これらの機能がUC-win/Roadおよびドライビングシミュレーションテストで実証されている。

The objective of this work is to develop a simulation system under UC-win/Road environment, to implement an enhanced safety pre-warning algorithm based on CVIS (Cooperative Vehicle Infrastructure System), and to demonstrate the algorithm by simulator operational test.
Firstly, UC-win/Road and cockpit are used to build the basic driving simulator, and to construct conflicting intersection scenarios. Secondly, the UC-win/Road SDK is used to acquire the real-time information of host vehicle (HV) in the intersection scenarios, as well as the target (vehicle or pedestrian) information in the intersection. Next, the intersection collision risk is identified according to the real-time interactive data ; Finally, the hardware of on-board HMI (Human-Machine Interface) are developed for pre-warning information prompt. The above functions are demonstrated on UC-win/Road and driving simulation tests.


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 概要・応募要項
賞金・副賞

●ワールドカップ賞 1作品 (賞金30万)
●審査員特別賞各賞 3~4作品程度 (賞金5万)
●ノミネート作品 (記念品)
ノミネート作品に選ばれたチームには国内3名、海外2名を表彰式にご招待! ※国内は関東以外を対象とします。 
応募資格・基準

応募作品の制作にあたった参加者がすべて学生であること(社会人学生、2018年度卒業までに作成された卒業研究、制作作品なども対象)
応募作品課題

UC-win/Road 、VR-Cloud®の伝送システムa3sのSDK(開発キット)で開発を行ったソフト、またはVR-Cloud®で動作するアプリケーションプログラム。
エンジニアリングソフト、ビジネスソフト、ゲームソフトを対象とする。提供するもの以外の開発環境、システムの使用も可能。

UC-win/Road  ■UC-win/Road SDK  ■VR-Cloud®  ■VR-Cloud® SDK
■独自伝送技術 a3s(Anything as a Service) SDK
>> VR-Cloud® SDKを活用したアプリケーション開発例
エントリー・作品応募の流れ

  1. エントリー受付
    エントリー受付期間中(2019年4月2日(火)~6月21日(金))にエントリーと作品概要をお送りください。
    ブラインド(無記名)審査にて実施いたします。チーム名・作品名は、個人、団体が特定されないものに限定いたします。
    下記ページより、チーム名、チームメンバーなどを登録してください。
    Entry
    ※エントリー受付は終了しました

    下記のフォームを使用し、作品の概要説明(英語100word)とイメージ画像で表現し、アップロードしてください。
     (Word、41KB)

  2. ダウンロードページなどの案内
    エントリー受付完了後、以下を別途メールにてご案内いたします。
      ・エントリーID
      ・作品制作用の提供データ・資料のダウンロードURL
      ・参加希望セミナー申し込みのご案内

  3. 作品応募
    作品の応募は、後日別途ご案内する専用URLにて、作品の応募受付期間中(2019年9月27日(金)~10月2日(水))に行っていただきます。
  • 提出物
    ・動作するアプリケーションプログラム
    ・ソースコード・スクリプト(テキスト形式)
    ・プログラムの簡単なユーザマニュアル(Word 形式等)
    ・プログラムのコンセプト、今後の課題やアイデア等(PowerPoint 形式等)
     -プログラムだけでなくコンテンツを併せての提出も可
    ・5分までのプログラムデモンストレーション動画のファイル (MP4形式)
提供ソフトウェア/貸与期間

エントリーを行った参加者は、対象ソフトウェアライセンスの期間内無償貸与および、対象製品についてフォーラムエイトが主催するトレーニング、セミナー(有償または無償)にも参加できます。
※製品については、エントリー後に送信される自動返信メールからお申込みいただいた後、別途ライセンスをご案内いたします。

提供ソフトウェアは、下記のフォーラムエイト製品及び開発キットとなります。
UC-win/Road  ■UC-win/Road SDK  ■VR-Cloud®  ■VR-Cloud® SDK
■独自伝送技術 a3s(Anything as a Service) SDK

 ライセンス無償貸与期間
2019年4月2日(火)~11月21日(木)
※ただし、製品により期間制限や動作制限、提供スタイルが異なる場合もあります。
※貸与するライセンスは本コンペでの使用に限ります。

 関連セミナー開催スケジュール
対象製品についてフォーラムエイトが主催するトレーニング、セミナー(有償または無償)にも参加できます。
>>有償セミナー  >>体験セミナー  >> セミナー・イベントカレンダー

■対象セミナー一覧(随時追加)
  ※10会場・Web : TV会議(東京・大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢・岩手・宮崎・沖縄 同時開催)、Webセミナー対象

開催日 開催地 セミナー名 対象製品・ソリューション
4/12(金) 東京 UC-win/Road Advanced・VRセミナー UC-win/Road
4/16(火) 名古屋 UC-win/Road DS体験セミナー UC-win/Road
4/19(金) 福岡 UC-win/Road Advanced・VRセミナー UC-win/Road
5/9(木) 10会場・Web UC-win/Road SDK / VR-Cloud® SDKセミナー UC-win/RoadUC-win/Road SDK
VR-Cloud®VR-Cloud® SDK
5/15(水) 東京 バーチャルリアリティによる道路設計セミナー UC-win/Road
5/21(火) 名古屋 UC-win/Road・VRセミナー UC-win/Road
 5/28(火)・29(水) 東京 UC-win/Road・エキスパート・トレーニングセミナー UC-win/Road
6/5(水) 東京 UC-win/Road DS体験セミナー UC-win/Road
6/7(金) 札幌 UC-win/Road Advanced・VRセミナー UC-win/Road
 6/20(木)・21(金) 福岡 UC-win/Road・エキスパート・トレーニングセミナー UC-win/Road
7/4(木) 金沢 UC-win/Road・VRセミナー UC-win/Road
7/11(木) 沖縄 UC-win/Road Advanced・VRセミナー UC-win/Road
7/18(木) 仙台 UC-win/Road・VRセミナー UC-win/Road
7/23(火) 東京 UC-win/Road Advanced・VRセミナー UC-win/Road
8/8(木) 宮崎 UC-win/Road・VRセミナー UC-win/Road
9/3(火) 東京 UC-win/Road・VRセミナー UC-win/Road
9/10(火) 10会場・Web UC-win/Road SDK / VR-Cloud® SDKセミナー UC-win/RoadUC-win/Road SDK
VR-Cloud®VR-Cloud® SDK
9/13(金) 大阪 UC-win/Road Advanced・VRセミナー UC-win/Road
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 審査員紹介
福田 知弘氏
CPWC審査委員長、
大阪大学大学院工学
研究科 准教授
佐藤 誠氏
東京工業大学名誉教授
楢原 太郎氏
ニュージャージー工科大学
建築デザイン学部 准教授
ペンクレアシュ・ヨアン氏
フォーラムエイト執行役員
開発シニアマネージャ
 VDWC/CPWC最終公開審査・表彰式
開催日:2019年11月14日(木) 会場:品川インターシティホールMAP

VR-Cloud®によるクラウド上での審査・投票および、審査員による最終審査会を経て選ばれた受賞作品の表彰式を行います。
受賞結果は、後日フォーラムエイトHPにて発表予定。

審査基準

作品制作ではUC-win/Road 、VR-Cloud®の伝送システムa3sのSDK(開発キット)で開発を行ったソフト、またはVR-Cloud®で動作するアプリケーションプログラム。エンジニアリングソフト、ビジネスソフト、ゲームソフトを対象とする。また、提出物としては、使用ソフトウェア・ソース一式、および、これらを説明するためのpptとする。
これらの成果により、プログラミングの品質、論理性・技術力、審美性・オリジナリティ、プレゼンテーション技術などの点で、いかにSDKを活用しクラウドソフトを創り上げたかを評価する。

※応募作品の著作権等ついて
  • 本コンペティションを通じて制作されたデータ、作品および成果物の著作権は、著作者本人にあるものとする。
  • フォーラムエイトは、著作者が制作したデータ、作品および成果物について、編集、加工などを行い、対外発表、研究発表、営業活動、広報活動として、HP、メールニュース、広報誌、書籍、雑誌、新聞等媒体での掲載・配布を行うなどの、二次使用許諾権利を持つものとする。
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 過去の作品
Cloud Programming World Cup
第6回 学生クラウドプログラミングワールドカップ



Cloud Programming World Cup
第5回 学生クラウドプログラミングワールドカップ



Cloud Programming World Cup
第4回 学生クラウドプログラミングワールドカップ



Cloud Programming World Cup
第3回 学生クラウドプログラミングワールドカップ



Cloud Programming World Cup
第2回 学生クラウドプログラミングワールドカップ



Cloud Programming World Cup
第1回 学生クラウドプログラミングワールドカップ



 お問合せ・ご質問等窓口
株式会社 フォーラムエイト 東京本社  Cloud Programing World Cup担当
〒108-6021 東京都港区港南2-15-1 品川インターシティA棟21F
TEL : 03-6894-1888   FAX : 03-6894-3888  E-mail: cpwc@forum8.co.jp  URL: http://www.forum8.co.jp/

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